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執筆者の写真かん吉清水店

私が鰻屋をやってる理由


本日もご来店ありがとうございます。

かん吉清水店のよしだきくこです。


私が鰻屋をやってる理由を考えてみました。


この仕事を始める前は病院で管理栄養士として働いていました。

給食の衛生管理や献立作成、患者さんへの栄養指導などやりがいのある大好きな仕事でしたし、人間関係に恵まれてとても働きやすい職場でした。


かん吉は私の両親が作り上げたお店です。

ある時父が体調を崩して仕事が出来なくなりました。その時、店を閉めるかどうするか選択を迫られました。


私は主人に相談してみました。

「鰻屋閉めるかもしれないっていうけどどうする?」

主人はサラリーマンとして働いていましたが、ウチの鰻の一番のファンでした。


考えた末に、私たちで鰻屋をやっていこうと結論がでました。


私たち夫婦はウチの鰻が大好きなんです。


炭火でパリッと焼かれた鰻を熟成されたタレにジュッとつけて、さらに表面をこんがり焼いた鰻は表面はサクッと、実はふんわりして、香ばしいタレの香りと一緒になると至福の味だなぁって心の底から思ってます。


またお店の内装も好き。


古民家の梁を使った雰囲気のある大黒柱や今や貴重な大きなイチョウの木で作ったテーブル、天童木工さんの座り心地抜群の椅子、海野光弘さんの版画も本当に好きです。


私の親が作った大好きなかん吉の味を繋いでいきたいという思いは主人も一緒です。


そんなかん吉清水店を大切にした商売していけたら嬉しいなと思います。


新年を迎えて新たな気持ちで鰻屋をやっていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。




2月8日の神のタレ料理教室もまだ募集してます。デモンストレーションを見ていただく形なのでお気軽にお申し込みください。





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